行動を起こす人に伴走し、つなぎ、 ともに「あたらしい社会」をつくる。
ETIC.(エティック)という名前は、 Entrepreneurial Training for Innovative Communities.の頭文字をとったもの。 ひらたく言えば「アントレプレナー」を増やすために、約30年活動してきました。 NPOと言えば、「社会のために活動している団体」と見られがちですが、どちらかと言うと私たちは 「こんなことをやってみたい」という個人の挑戦を、応援・支援してきた団体です。
想いのある人に必要なサポートをする。志を同じくする人とつなぐ。 さまざまな人や組織と一緒に、みずからプロジェクトを立ち上げる。 時代のフロンティアで積み重ねてきた活動は、少しずつ、でも確実に社会の変化を生み出してきました。 あなたがいま企業人であれ、学生であれ、地域や社会の課題に取り組む人であれ、 あなたの中にもしそのような想いがあれば、私たちETIC.の扉をノックしてみてください。
#創業支援 #北海道チャレコミ化 #長期実践型インターンシップ
事業内容
■ローカルイノベーション事業
日本全国の中間支援組織(地域コーディネーター/地域プロデューサー)とネットワークを形成し、地域に挑戦が溢れ、課題が自律的に解決していく社会の実現を目指した活動を行っています。
ーチャレンジ・コミュニティ・プロジェクト
2004年、経済産業省の助成事業「チャレンジ・コミュニティ創生プロジェクト」として、札幌・山形・岐阜・京都・大阪の5地域からスタート。地域でコーディネーター役を担う「地域プロデューサー」の組織・団体を支援する「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト(通称チャレコミ)」を発足しました。
現在は会員制のコミュニティを運営し、年に2回の集合研修のほか、各団体のノウハウのシェア、相互のメンタリング、協働での事業実施などを推進しています。全国40地域、100を超える大学、50の自治体、約30の金融機関とネットワークを形成しています。
ーローカルベンチャー推進事業
2016年9月、岡山県西粟倉村とETIC.の呼びかけに賛同した全国8つの自治体により、内閣府の地方創生推進交付金を活用した「広域連携によるローカルベンチャー推進事業」を開始しました。
この活動は、主に地方において地域社会の資源を活用して起業したり新規事業に挑戦したりする人(団体)をローカルベンチャーと呼び、その輩出・育成を目指しています。
■ソーシャルイノベーション事業
NPO等のソーシャルセクターの支援を行う事業領域です。2002年に実施した日本初のソーシャルベンチャープランコンテスト「STYLE」を皮切りに、「社会起業塾イニシアティブ」、「アメリカン・エキスプレス・サービス・アカデミー」といったスポンサー企業と連携した社会起業家の支援プログラムを数多く提供。近年では、休眠預金を活用したNPO支援事業を展開しています。
■次世代育成事業
ETIC.では、社会をより良くしようという意思を持った若者や社会人の支援を行っています。
起業家やイノベーターとして、社会を豊かで幸せなものへと進化させていく強い意思を持った学生を対象としたプログラムや、起業家的チャレンジを志す人を大規模に発掘し、その成長支援を提供するプログラムなど、多様な形態の事業を展開しています。
■企業共創/支援事業
主に、大企業CSR部門や新規事業開発部門の方に向けて、新たな事業の創出の種となるような学びや出会い、共創の機会を提供しています。また、社員育成を目的とした、ソーシャルビジネスの現場を体感する研修や、ローカルビジネスの最先端を学ぶ研修など、セクターを越えた学びの場を提供しています。
■人材マッチング事業
何かに挑戦したい、新たな仕事や機会にチャレンジしたいと考えている個人と、人材を求めている企業や団体とをマッチングする事業を複数展開しています。その形態は、転職だけにとどまらず、副業・兼業やインターンといった、雇用に縛られない多様な関り方でのマッチングを支援しています。
実績
1993年
早稲田大学の学生団体として、起業家を目指す学生が集まり、ETIC.の前身となる活動開始
1997年
事務局の名称をETIC.に統一。NPO事業体へ移行
日本初の長期実践型インターンシッププログラム(EIP)スタート
2000年
NPO法人(特定非営利活動法人)認証
2004年
全国の中間支援組織の協働・相互支援プラットフォーム「チャレンジ・コミュニティ・プロジェクト」開始
2006年
2007年
長期実践型インターンシッププログラム(EIP)卒業生2,000人突破
2010年
2012年
イベント「日本全国!地域仕掛け人市」地域仕事づくりコーディネーター戦略会議等を開始
「好きなまちで仕事を創るin奈良」開始
2013年
「地域コーディネーター養成講座」開始
2016年
右腕プログラムの全国展開「中小企業経営革新事業(YOSOMON)」開始
2017年
地方に関わりたい社会人と、地域課題を解決したい中小企業をつなぐプログラム「地域イノベーター留学」開始
2018年
YOSOMONリニューアル。副業・兼業で地方の中小企業の課題を解決する人材マッチング事業に
「好きなまちで仕事をつくるin四国の右下」開始
2020年
2021年
2022年
ローカルイノベーション事業部 事業部長
伊藤淳司
「コーディネーター」が仕事になればとスタートして20数年!?全国のパートナーのみんなと、これから一緒に活動できる未来の地域コーディネーターの皆さんと挑戦の機会をつくり続けます。
コーディネーター/チャレコミ事務局
瀬沼希望
学生時代にチャレコミの大人たちと出会って「全国にこんな大人たちがたくさんたら絶対に日本が面白くなる」という確信をもってから、コーディネーターを通してたくさんの挑戦の物語が生まれるのを見てきました。これから出会う皆さんとも一緒に地域で新しいチャレンジをつくっていきます。