大学の教育って机上の論理や技術は学ぶけれど、実践の場で応用できるまで届いていないこともあると感じていました。そこでコーディネート機関であるG-net創業者の秋元さんと岐阜大学とで教養科目としてインターンのカリキュラムをつくりました。学生を大学の外で挑戦させるには質の高いコーディネーターが必要。プロジェクトとして受け入れ企業の事業も成立させるのはチャレコミのメンバーしかできない。これはなかなかの技術だと思います。実は私も学生時代に1ヶ月のインターンに参加していました。名古屋市役所の工事現場に出向いて住民の現場見学会の案内をサポートしたり。そういう経験は貴重です。
1963年名古屋市港区生まれ。1987年岐阜大学工学部土木工学科卒業後、建設コンサルタントを経て、1999年岐阜大学工学部講師、2006年教授、2021年新設の社会システム経営学環へ異動。2019年~G-net監事。専門はまちづくり(土木計画学/政策評価、総合防災、都市地域計画、インフラ管理等)。「誰もが主体的に協働して、皆が幸せに暮らせる地域社会を創る」を目標に、外部(不)経済効果を社会経済システムへ内部化する研究を行っている。『世界一受けたい授業』や『ニノさん』等メディアにも多数出演。