茨城県では「地域貢献したい」という都市部の人材と地域事業者との協働による地域活性化を行っています。そこで地域の課題をプロジェクト化して伴走支援ができるハブとなる存在を育成するため「地域コーディネーター養成講座」を実施してきました。受講生は地域おこし協力隊やOBOGの方が多く、自身も県外からの移住経験者のため、外部人材の方と地域事業者とをつなぐ視点を持って伴走してくれています。行政だけだと地域と関わる機会が一過性になってしまうという課題があります。地域コーディネーターを介した支援体制を構築して「ひと」と「ひと」、「ひと」と「しごと」のつながりをつくっていきたいと考えています。
プロフィール
茨城県水戸市
茨城県政策企画部計画推進課移住推進G 係長
茨城県牛久市生まれ。大学卒業後、2013年に茨城県庁に入庁。教育庁総務課、生活文化課、県税事務所を経て、現職。現在は、関係人口事業や地域おこし協力隊などを担当。
【つながる茨城チャレンジフィールドプロジェクト】
茨城県への新たな人の流れをつくるため、県・市町村が一体となった受入体制の構築、東京圏の若手人材と地域企業との協働プロジェクト、中間支援機能の育成強化などにより、関係人口の創出・深化を図る。