きっかけがただのインターンだとしても一度地域に関われば長く付き合いができます。以前福井県外から住み込みで参加した6名のインターン生はその後もそれぞれが福井に戻ってきています。関係値ができているので企業にも顔を出せるし、地元の人と観光したり、継続が生まれています。
コーディネーターとしてはその深い関わりに携われるのが魅力です。コーディネーターの役割って、チャレンジする人が走り回れるよう“土台”を作ること。走り方がわからないとか、もっと気持ちよく走れるようにとか、先回りして機会をつくるイメージです。
私は現場が好きだけど、自分がその活動の場にいなくてもうまく進んでいる状態をつくれた時に「土台ができたかな」と実感する。そこを整えてしまえば自走してもらえると思っていて、そこまでが私の役割なんです。
1996年福井県坂井市生まれ。福井高専専攻科、福井大学国際地域マネジメント専攻卒。高校3年生の時に参画した鯖江市役所JK課(当時1期生)で学校以外の遊び場や大人と出会う。JK課終了後、地域との繋がりを深めたいと思い一般社団法人で地域活動を行う。高専卒業後、新卒でakeruに入社。現在は、学生時代に得た経験や人脈を生かして県内で大学生・高専生向けの実践型インターンシップのコーディネーターを務める。インターンでは、自己理解を深めながら、学生が企業や地域と化学反応を起こせるような環境作りに力を入れている。